「陣痛の痛みは男には分からない」
よく聞く言葉ですよね。
でも、もし少しでも「陣痛の痛み」が想像出来るとしたらどうでしょう?
ちょっと想像してみたくなりませんか?
そんな「陣痛の痛み」を想像出来るように、男の人でも分かる「陣痛の痛み」を表現したいと思います。
出産には陣痛と力み逃しがある
出産中は陣痛だけがピックアップされますが、実は「力み逃し」と言う陣痛よりも辛いんじゃないかと思えるほど大変な時間があります。
その、「陣痛の痛み」と「力み逃し」を私なりに、簡単に説明してみます。
そして、実際に少し体験出来るので試してみると、よりリアルに想像出来るかもしれないです。
【陣痛の痛み】実践編〜
いきなりですが、まず下剤を飲むかイチジクさん(浣腸)を入れます。
そして1時間我慢した状態で、奥様に股間を思いっきり蹴ってもらいます。
これだけです。
次は、もう少し詳しく説明してみます。
想像してみて下さい。
【陣痛の痛み】想像編〜
最初に、金のタマを思いっきり蹴られ続ける事を想像してください。
更にお尻にイチジクさん(下剤)を入れられます。
そして、お腹全体に低周波マッサージをマックスでやられ、
息も苦しくなり始めた頃に、イチジクさんが本領発揮をしだします。
それでも金のタマは蹴られ続け、今度は低周波を短い感覚でマックスにされる感じです。
次は「力み逃し」になります。
【力み逃し】想像編〜
お腹のイチジクさんが絶好調になり、もう限界を通り過ぎてたとしても、まだ我慢です。
助産師さんのGOサインがない限り、出してはいけません。
もう、お腹は限界…。
人生最大の腹下りを我慢しなければなりません。
究極の腹下りの時、近くにトイレがないだけで辛いですよね…
そんな感じに近いです。
そして出したい気持ちに更に追い討ちで、低周波のギューってなるやつでお腹を締め付けられて、
金のタマも最後の1発として深く思いっきり下から蹴られ、イチジクさんは暴れまくり…
それでも出してはいけないのです。
その代わりに、声をだしてイチジクさんを堪える。
お腹に力が入らないように、声に力をそそぎます。
喉を開いて息と一緒に声をだし、お腹の力を逃しながら、とにかく耐えます。
これが、陣痛と力み逃しです。
文字だけで想像するのは難しいと思いますが、想像できたでしょうか?
そして、いよいよ出産です。
【出産】想像編〜
いよいよ骨盤がマックスで開いて腰も限界になった頃に助産師さんからのGOサインが出ます。
そうしたら、力みに入りいよいよ出産です。
でも、必死に出すのを我慢して「力み逃し」をしていたので、力む事を忘れます。
(私だけかも)
実際、助産師さんに「力んでいいよ!」と言われた時は
「やったー!やっとだー」と言った後に、「あれ?力むってどうやるんでしたっけ?」
と聞いてしまったくらいです。
そこからは、陣痛の痛みよりも、子供を早く出してあげなきゃと言う気持ちが強くなります。
お腹の痛みと同時に力む事に集中し、もう夫の声は聞こえません。
助産師さんが、赤ちゃんの出てくるタイミングで私に力むように指示をしてくれるので、
すごい集中力と体力を使います。
こんな感じで、陣痛から力み逃し〜そして出産になります。
産後は体力が落ちる
産後は赤ちゃんの抱っこなどで肩や腰をやられるので、産んだ後も大変。
産後はとにかく腰も肩も色々痛かったよ…

毎日、赤ちゃんを抱っこしてると
肩が凝っちゃうもんね…

そうなの…赤ちゃんを抱っこしながら、
常に下を向いた状態で赤ちゃんを見るから
本当に首も肩も痛かった(泣)

おむちゃん、
ストレートネックになっちゃってたもんね(汗)

そうそう!なったなった!
赤ちゃんが小さい時に、
病院に行くのは本当に大変だったよ(泣)
赤ちゃんを抱っこしてる時や、授乳中は下を向いている事が多いので、肩に負担がかかります。
私はワンオペだったので、赤ちゃんを抱っこしてる時間も長く、とにかく肩こりがひどかったです。
そして肩こり超えて、ストレートネックになりました。
(ストレートネックはなかなか治りません)
肩こりがひどい時は
こんな感じのマッサージ機があれば少しラクになるかもです。
私は低周波のマッサージと、この首に付けるマッサージと悩んだんですが、2つ買えば良かったと後悔しました。
低周波はすごく良かったんですけど、一人で腰や肩甲骨あたりに付けるのが大変でした。
さいごに
男性のみなさん何となくでも陣痛の痛みが伝わったでしょうか?
女性にしか分からないと言われる陣痛の痛み。
それを、どうにか男の人にも伝える事は出来ないかな?と思って私なりに書いてみました。
これで、少しでも陣痛の辛さが伝わってもらえると嬉しいです。
金のタマについては、
前にテレビで「珍プレー好プレー」みたいな番組を見ていた時に、
男の人の金のタマに野球ボールが当たって痛そうにしている場面があったので、
夫に、金のタマにボールとかぶつかると痛いの?何でジャンプして腰押さえるの?
と聞いた事があって、その時に、「あっ、なんか生理痛ににてるなぁ」と思ったのを覚えていたので、
今回この記事がかけました。
ちなみに、私はこの低周波にだいぶお世話になりました。
1歳を超えた息子は重くなり腰も痛くなって来たので、本当に低周波様ありがとうです。
初産の方へ〜
初めての出産で不安だらけだと思いますが、少しでも心構えに繋がればと思って書きます。
初めての出産だと陣痛の痛みが分からなくて怖いと思います。
私の場合ですけど、陣痛の痛みは生理痛に似ていて、それにお腹のハリがプラスされた感じでした。
そして、だんだん生理痛が酷くなり、息の仕方も忘れるほどの痛みに変わります。
でも、怖い事はありません。
助産師さんが全力で力になってくれます。
本当に心強い存在です。
そして、なにより赤ちゃんも一緒に頑張って出てこようとしてるのが凄く伝わるので、
怖いよりも、一緒に頑張らなきゃと自然と思ってしまっています。
なので不安も怖さも全くなくなりますよ。
赤ちゃんは本当にすごくて、お母さんが陣痛で耐えている間に、自分で出ていきやすい体制を一生懸命見つけてお腹の中で動いています。
お母さんの身体に少しでも負担がかからないように赤ちゃんも頑張ってくれてるなんて、生まれる前から母親思い♡
でも、本当に大変なので無痛分娩に切り替えようかと思ったのも正直な気持ちです。
切り替える前に私の息子は出て来ちゃったけど(笑
私はもともと生理痛が酷くて、
若い時は震えながら吐いたり、
動けなくなったりで病院に通うほど
だったので、初産にしては結構我慢出来ていたみたいです。
陣痛促進剤を二日間されてましたが、息子を産む3時間前くらいまでは普通にご飯も食べてました。
だけど、生理痛がそこまで酷くない方だと、本当に辛いと思うので、無痛分娩も考えてみても良いかもですね。
無痛分娩がここまで遅れているのは日本だけみたいなのですが、最近は日本も少しずつ増えてるみたいですよ☆
そして、出産の痛みは「鼻からスイカ」と聞いていたけど、
実際は「鼻からイチゴ」でした♡
スイカより全然いい♡
少しでも、不安が軽くなりますように。