実話【夜中に変質者が家に来た】幽霊より生きてる人間の方が怖いと思った私の実体験。

ホラー


あれは、私が高校2年の夏の事でした。

その年の北海道はとても暑い夏で、夜も蒸し暑く私は窓を開けたままで過ごす日が続いてました。

テレビを見ながら横になっていたら、時間はあっという間に深夜2時。

もう寝なきゃ…と思い部屋の電気を消しました。

でも、暑いし中々寝れない…。

そんな時です。

「ゴソゴソ」

「ガタガタ」

「ゴソゴソ」

何か不自然な音が窓の外から聞こえたんです。

私の部屋は2階、外の人の話し声は聞こえても、歩く音などは聞こえません。

私は怖くなり、窓の外を見ようかどうしようか悩みました。

でも、音は次第に大きくなり、どんどん音が近づいてきます。

時刻は深夜2時

家族はみんな寝ている。

「怖い」

「どうしよう」

「幽霊かな?」

「幽霊は本当に丑三つ時に来るんだ…どうしよう」

私の頭の中は一瞬で色々な事を考えてました。

窓は開けていても、カーテンは閉めていたので窓の外は見えません。

でも、色々考えていても音はどんどん近づいて来ます。

「カタッ」

「カサカサカサっ」

その時です。

音が完全にすぐそこまで来たんです。

すごく怖かったけど、私は決心しました。

「もし、幽霊だったら見てみよう」

そしてカーテンを思いっきり開けました。

そこには、裸足でパジャマ姿の30半ば程の男の人が、ハシゴを登って窓の網戸に手を伸ばしている所でした

めちゃくちゃ怖い!!!

凄い勢いでカーテンが開いたからなのか、男の人は固まっていました。

そして、私も予想外の展開で固まってしまいました。

深夜2時の幽霊だと思い込んでた私は、カーテンを開けたら目の前に男の人がいるなんて全く想像してなかったので、驚きと恐怖で叫ぶ事が出来ず、つい「誰ですか?」と冷静に質問してしまいました。

その瞬間、私の部屋の下に住んでるおばあちゃんが、私の声を聞き何か変だと察して、窓から顔を出し「どうしたの?誰かいるの?」と声をかけて来ました。

その声を聞いて、固まっていた男の人はハシゴから転げ落ち、そのまま裸足で逃げて行きました。

その状況を見たおばあちゃんは、急いで私の部屋に来てくれて、おじいちゃんは警察に電話をし、母は父に電話をして急いで帰って来るように連絡してました。

みんなが慌ただしくしてる中、私の頭の中は固まったままで状況に追いつけずにいました。

警察に電話をしてから5分もせずパトカーが2台到着。

この時は、まだストーカー法もそんなに広まってなく、警察も話を聞くだけ。

網戸を破って部屋に入らなきゃ事件として動けないから、どうにも出来ないと言われ、ハシゴだけ持って、すぐに帰ってしまいました。

警察が帰って、すぐに私の父が家につき色々私に話を聞いて来ましたが、父に色々話てるうちに、どんどん何があったのか実感し出して怖くなり震えそうになったけど、色々覚えてるうちに「ちゃんと伝えなきゃ」と自分に言い聞かせて、覚えてる事を全て話しました。

30半ばくらいの男で身長は高い方ではない、髪は黒で短髪ではなく見た目は真面目そうな感じ、パジャマは薄い青のストライプ、逃げていった道。

お互いが一瞬固まっていた時間だけなのに、結構意外と覚えていたので自分でも驚きました。

物置の屋根には男の人の裸足の足跡。

窓には手形。

中々部屋の中からは届かない場所に残った痕跡。

その痕跡を見るだけでも怖くて、私はしばらくおばあちゃんと寝てました。

おしまい。


実は東京に住んでいた時も少し怖い思いをした事があります。

その時は警察をたらい回し

交番に行けば、生活安全課に行ってと言われ、生活安全課に行けばありえない事を言われ、結局交番に行ってと言われ、また交番に行けば、何かあったら110番でと言われ…

色々話を聞いてるうちに、ストーカー法の決まりがあやふあな事が多くて結局事件にならないと警察は動けない感じでした。

ストーカー法はまだまだ改善しなくてはいけない事が多いと思います。

もし、何か事故や事件を見てしまう事があった時は、記憶が確かなうちにボイスレコーダーやムービーなどに声を入れて記録すると、後からすごく役立ちますよ。

例え家の中だどしても防犯ブザーなど、お部屋に置いても良いかもしれません。

変質者はいつどこで私達に目をつけているか分からないので。

一応、「痴漢や変質者に遭わない為の対処法」についても記事を書いてます。


【おまけ話】

父に色々事件の話をしていた時に、おばあちゃんが

「男の人は夜這いに来て、ヤったら殺すつもりだったんじゃないか」と真剣に言ってました。

それを聞いた父は「何で今そんな事言うんだ!」とめちゃくちゃ怒ってました(笑)

そのやりとりを見てた私は、何か複雑な気持ちで一瞬事件の事を忘れる事が出来ました。

でも、やっぱりこの思い出は怖くて何年も口に出来なかったのですが、大人になって父に話しをした事があります。

私「お父さん、あの時の男の人ってあの後どうなったのかな?」

「まだ近くにいたりするのかな?」

父「大丈夫だよ、あの人は家族で遠くに引っ越したから」

私「ん??」

父よ…どういう事ですか…?

父はあまり詳しくは教えてくれませんでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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