優しい子に育って欲しい。オススメの絵本「さっちゃんのまほうのて」

子育て


小さな頃から、相手を思いやる気持ちを持って育って欲しい。


優しい子に育って欲しい。

子供の時にしかない純粋な心。

大人になっても、その優しい気持ちを忘れずに心に残るような絵本を紹介したいと思います。


【さっちゃんのまほうのて】



あらすじ。

「生まれつき右手の指がない」さっちゃん。


ある日 幼稚園のおままごとをしている時にさっちゃんは言います
「今日は、さっちゃんがお母さん役になる!」と。

でも、女の子がさっちゃんに言いました。
「さっちゃんは おかあさんになれないよ!」
「だって、手のないお母さんなんてヘンだもん!」

さっちゃんは怒りながら言います。
「あたしだって、あたしだって おかあさんになれるよ!」

そして、さっちゃんは幼稚園を飛び出し、走って家に行きます。

そして、お母さんに聞きます。
「さっちゃんの手は どうして皆んなと違うの?」
「どうして みんなみたいに指がないの?」

お母さんは、胸がいっぱいになります。
そして、さっちゃんを ぎゅっと抱きしめながら、真剣な声で言いました。
「さっちゃんはね、おかあさんのお腹の中で、はじめは ちいさな ちいさな命のつぶだったの」
「そして、どんどん人間の身体になっていくの」
「でも、その時にさっちゃんはケガをして、どうしても指だけ出来なかったの」

「さっちゃん、これが さっちゃんの だいじな だいじな手」

「お母さんの大好きな、さっちゃんの かわいい かわいい手」

おかあさんも、さっちゃんも涙があふれだします。

さっちゃんは幼稚園にしばらく行きませんでした。

そんなある日、幼稚園の男の子がさっちゃんに会いに来ます。
そして、さっちゃんに小さな紙包みを渡して逃げるように帰って行きました。

紙包みをあけると、「さっちゃんへ」と書かれた紙に、小さなハートのチョコレートが一つ入っていました。

さっちゃんは ふふっとおかしくなって、明日は幼稚園に行こう!と思えるようになりました。


私は子供の頃、この絵本が大好きでした。
何度も何度も読んでもらって、イメージトレーニングをしていたのを覚えてます。

「もし、私に指が無かったらどうなるかな?」
「歯ブラシも、ご飯も大変かな?」
「私なら、やっぱり皆んなと同じが良いって思う」
「小学生になった時に指が無い子がいたらどうしたら良いのかな?」

などなど、いろいろ想像してました。

そして、子供を産んで母親になった今。
涙で「さっちゃんのまほうのて」が読めなくなりました。

子供の目線から、母親目線で読むと、胸がギュッとして涙が止まらなくなります。

それと同時に、自分の子供に、どうやってこの絵本の大切さを伝えようか、
純粋な年齢だからこそ、ちゃんと人を思いやれる気持ちを育ててあげたい。

自分が言われて嫌な事、嬉しい事。

自分の子供が泣いて帰って来る日が来たら、母親として私もちゃんと息子を心から包んであげたい。

そんな気持ちになる絵本です。



最後に、アメリカンインディアンの子育て四訓をご紹介して終わりたいと思います。

・乳児はしっかり肌を離すな
・幼児は肌を離せ、手を離すな
・少年は手を離せ、目を離すな
・青年は目を離せ、心を離すな

アメリカンインディアンの四訓より

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